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大規模化のモヤモヤとは

これからの大離農時代を考えると100ha、200haの経営面積になる法人体が増えていくと思います。ある意味では農地は集約されます。それがまとまった場所ならいいんですが笑


つまり、大規模化していくってことですね。これはこれでいいんですが、そこにある大規模法人に農地を預けて、知らんぷりというかスッキリして地域から人もいなくなる可能性が大いにあります。これが大規模化のモヤモヤです。他にも雇用が生まれたり人材が不足したりと課題は山盛りです(笑)

↑田んぼと景色のセットは綺麗ですよね〜


それとともに中山間地域の農地も絡んできます。この地域が悪いってわけではないんです。山の中にある畑とかをどーしよかって話だけなんです。え!と思うくらいいい圃場もあります。


そしたら大規模化はダメなのか。と言いたくなるかもしれませんがダメではないです。むしろ良いことです。米豆麦と言った土地利用型は規模の経済なので面積がある程度ないと成り立ちません。だから、大規模化は全く悪いことではないんです。もっと具体的に言うと田んぼ1枚当たりの面積も大きい方がいいんですが笑。


けど闇雲に面積拡大したらいいのかと言ったら、それは結構考えどころかなと。当然農地なので圃場条件は変わります。大きかったり小さかったり、大きいけど変な形や小さいけどいい条件だとかですね。それだけならいいんですが、中山間地域のところにとんでもない農地があることもあります。


絶対これからぶつかるのは、中山間地域の農地をどうするかだと僕は思うんです。まずはそこの地域から大幅な人口減になるか人が住まなくなるかとも感じてます。今やコンパクトシティ化しています。


僕はいっそのこと山の民たちが降りてきて、その山に働きに行く感じが良きかなとも感じています。昔までは集落の人の管理とかだったかもしれませんがその概念を変えなければ維持はできません。


例えばですが、田舎に住もう体験、中山間地域のキレイな水を使った極上の米や牛肉などとできることはいっぱいあるような気がします。けど理想と現実は違うんですよね〜笑

↑山の奥なんですが、ここは生活排水が一才入ってないんですね。水めちゃめちゃ美味しいです。


理想を求めつつ現実見ていくのが1番ですかね!何はともあれ、大規模するしないに関わらず高齢化によって農地離れが進みます。ましてや、息子たちが都会に行って預ける人がいないとなれば近くの法人等に頼まないといけません。


時代が進むと対応も変化してきます。

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